Diary?

2007-11-06
Tue

(23:36)

残業や休日出勤をしてスケジュール通りに進めることの何が問題かというと、明らかに無茶なスケジュールでも綻びが表面化しなければ無問題と思われてしまうことだ。おそらく、ユーザ側の上層部は今現在開発者が置かれている状態をまったく認識していない (そして多分しようとしてない) だろう。

これは要するに「止まれ壊れたダンプカー」と同じ状態だ。実際今までどうにか取り繕ってきた部分がだんだん取り繕えなくなってきたら、まあなんというか当然のようにキッツイことをこちらの責任者が言われてるんだけど、実際に今までどれだけの時間外労働が発生していたかをきちんと評価していればそういうことにはならんよな。

この状態を改善するには、ユーザ相手に限った話じゃないけど、とにかく本来の業務時間をオーバーした部分は実質的には遅延だとして評価すること。これは今のプロジェクトではマイルストーンとかの管理表では問題に気がつき難い部分でもあり (一応作業時間の入力はあるけど誰もそれは見てないし評価してないと断言できる。だってそれをレポートに出力するオプションが見当たらないもん)、そもそも長時間の残業や休日出勤が当たり前の雰囲気が漂っている。が、これは明らかに異常な事態なんだから、元請けもユーザも他の下請けももっとしっかり認識するべきだよな。

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