今朝も自分の心がバキバキと折れる音を存分に聞いて、その後必死にどうにか折れた心に応急手当てを施し、ゾンビのような面持ちで 1 時間弱遅刻して出社。もっとも、体調不良とか精神的にアレという理由で前半休 or なし崩し的に休みが頻発しているので、全然問題なかったりするんだが。いや問題あるけど。プロジェクトに。
今のプロジェクトは人によって何がキツいのかってのは違っていて、例えば仕事の難易度が本人のスキルを越えちゃってる人もいれば、作業量の問題を抱えている人もいる。かく言う俺は仕事の内容があまりにもバカらしくてウンザリしてる。最近発表されたテスト計画書では、ソースコード何行あたりテスト項目何件で障害検出率何件という目標値が書かれていてさらにゲンナリ。あのなぁ、 21 世紀にもなってソフトウェアを目方で計るんじゃねえよ。
あと前からイラついてるのはやっぱり足を引っ張るようなメンバーの存在で、なんつーかお前らこれぐらい知っとけということを知らなかったりするのはどうなんだろ。確かに今までの仕事とは勝手が違うだろうけど、別に技術的にはたいして難しいことやってないというかやらせてないんだけど。
結局のところ今の会社の教育ってのは基礎力の付いてない状態で応用的なことを作業手順だけ丸覚えさせて、それで現場が変わる度にそれを繰り返しているだけだ。数学でいうと、数学的な考え方とかの欠如した状態で公式の丸暗記をさせてるようなものだ。プログラミングその物とかコンピュータアーキテクチャ、情報数学の基礎がごっそりと抜けている状態で、そこでいきなり研修期間中に Java やらせてそっからいきなりフレームワーク開発だろ。前から書いているけど、フレームワークってのはスキルの低い奴でもソフトウェアを作れる仕組みでは決してないんだよ。
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