Diary?

2007-10-13
Sat

(15:31)

何ていうか、バカは何やっても何言ってもバカなんだなあ、というのが正直なところ。何の事かって? えーと、例の三馬鹿トリオと未だに亀田を擁護してる連中のことな。

それにしても内藤選手はあんな無茶苦茶に付き合って大変だったな。「蹴りが出なかっただけマシ」と友人がいってたけど、どっちにしろ終わってる内容だった。特に終盤で出たボディスラムや度々出たヘッドロックしたままの倒れ込み、これって物凄い危険行為じゃねえの? グローブ付けてるせいで受身をとりにくいボクシングでは致命的に思える。お互い倒れ込んだ後に内藤選手の頭を小突き続けたのも酷かったし、そもそもファイトスタイル自体が酷かった。これでボクシングを見限る人が出てきても、別に不思議じゃないよな。

あと解説も酷かったというか、本来なら解説する人は内藤選手みたく素人には何が凄いのかわかりにくい選手 (俺はいろんなサイトを見て回ってようやく凄さに気がついた。視線を使ったフェイントとか俺にゃわからんよ) の何が凄いか、その技術がどういった駆け引きを生むのかを解説して、より多くの人がより深くボクシングを楽しめるようにするべきじゃないかなあ。あの亀田に「(藩邸の差はあるけど) まだ分かりませんよ」とかいったり内藤選手の立ち回りを「時間稼ぎ」とか言う前に、あんたらにはやることが山ほどあるだろうに。

亀田人気がボクシングの振興に役立ってるっていうのは明白な間違いで、そりゃあ亀田三兄弟のおかげでボクシングの視聴率は上がったかもしれないけど、それでボクシング自体を楽しめる人って増えた? ボクシングというスポーツへの理解って深まった? どちらもノーどころか、ボクシングが単なるヤンキーの茶番と思われている節も大いにあると思うんだけど。これは K-1 などの新興の格闘技と比較して遥に厳しいルーリングのなされているボクシングにとって、マイナスでしかないと思うんだけどなあ。

どうにも亀田のオヤジとかには「勝てば人気が保てる」という考えがあるように見えるんだけど、じゃああんた、それじゃ何でアンディ・フグ選手が逝去された今も圧倒的な人気を誇っているのか説明出来ないだろう。フグ選手、負けるときはそれこそ派手に KO されてたんだよな。それでもその潔い負けっぷりとその後のリベンジ合戦、そして何より「カカト落し」「フグトルネード」などの必殺技を駆使した魅力的なファイトスタイルがあったからこれだけ支持されてるの。その半面、派手さがなくて玄人受けするアーネスト・ホースト選手はそこまで人気がなくて、やっぱこれは解説者の資質の問題なのかな。

(17:19)

Youg Guitar で Michael & Christopher の Amott 兄弟が特集されてるからってわざわざ C チューニングにする俺は根本的なところでミーハーなんじゃねえかと思いつつ、掲載されてるフレーズを練習中。小指を酷使した 6 連符リフとか開放弦へのプリングを含めたアップテンポのリフを「簡単」とか言い出すこの雑誌はやっぱ超絶ギタリストになりたい人向けの雑誌だよな。ちなみに俺は殆どのフレーズをそのままのテンポで弾けない。

それにしても Amott兄弟はギター構えて並ぶ姿が本当に様になってる。キャラクター的にもプレイヤー的にもちょうどバランスが取れてるし、 Angra の Kiko & Rafael と並んで理想的なギターコンビだよな。

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