Angelo 先生は相変わらず頭がおかしいなあ。本当、一体どれほどの修行を積めばこの境地にたどり着けるやら。そして呆れたことに、これはまだ先生のプレイの中では最高峰とまではいかなかったりする。 Young Guitar の DVD でも同じ曲を披露したことがあるんだけど、そんときのアンジェロラッシュの速度は法律で取り締まった方が良いレベルに達してたな。ってか、先生の動画を見る度に Dean のギターが欲しくなってしまうから困る。
で、この曲にチャレンジしてる猛者がいたんだけど、この人かなりのレベルで弾けてるじゃん。スウィープは安定してるし、逆手ポジションまで披露してるし、あの謎のハーモニクスを使ったコードプレイもやってるし、アンジェロラッシュも様になってるし。ついに Angelo 世代が本格的に浮上してくるときか? (Trivium のギタリストは先生に衝撃を受けたとか語っていたし、あながち冗談じゃないかも) そういや今月の Young Guitar に Jennifer Batten (Jeff Beck のツアーメンバーも務める超絶ギタリスト) のインタビューが載っていて、そこに彼女の使っているストリングダンパーは Angelo 先生の発明品だと書いてあったな。
もう何度も書いているけど、現場で使われる言語だからって Java や C# を最初に教えようとするんじゃない。現場で使われる言語なんざ、所詮は時代とともに移り変わっていくものだろう。今は Java や .Net 系言語が脚光を浴びていても、それが永遠に続くわけないだろう。
まあ Java が教育に向いているのならそれでもいいんだけど、全然ダメじゃん。そもそもファイルの読み書きにいくつものクラスが必要になる時点で NG。あと標準出力への出力で System.out.println ってのも、初学者にやる気をなくさせるには十分だろう。実際俺も大学に入りたての頃は (先にサークルで C 言語をやっていたこともあって) 「何様のつもりだこの言語は」と思ってた。他にもオブジェクトの配列のソートをするときに比較関数の書き方がなめていたりとか、いろんなことが面倒過ぎる。俺が学びたいのはプログラミングであって、 Java の知識ではなかったのに (当然、 C/C++ にも同じことを感じるようになったが)。もっとも俺の出身大学みたいに文法をまず教え始めるような教育も問題といえば問題で、なんというかもっと面白いことを教えろと。文法なんざそのうち覚えるだろうからよ。
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