ぶっちゃけた話、今俺が関わっているプロジェクトは失敗するべきだと思っている。何故ならこのプロジェクトが無事にカットオーバーに漕ぎ着けてしまった場合、プロパーやユーザ企業の上層部は絶対に問題を認識しないからだ (これは同じく酷い状況だったらしい前のプロジェクトが奇跡的に問題なくカットオーバーされ、そして今回は前回の反省がどう考えても生かされていないことからの推測なんだけど)。
これは別に仕事を手抜きしろとかそういう話ではなく、全力投球した上で無残に失敗する必要がある。言い訳不能で手痛い失敗を経験すれば、否応なしに反省するだろ。というか、いっそここらで滅んでみるのも悪くないんじゃないか? デカいところがどっかしら潰れれば、みんな必死になって分析するだろうしな (そういやここ、プロパーの人も知ってるんだっけ? まあいいや、バレたらバレたで)。そもそも IT 業界自体がぶっ壊れてもいいかもしれない。
この怪文書はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスの元でライセンスされています。引用した文章など Kuwata Chikara に著作権のないものについては、それらの著作権保持者に帰属します。